2015年08月10日
そこに行けば「寄席」がある♪

落語・講談は寄席小屋があって初めて成り立つんじゃないかな。
演者はその日のお客さんに応じてネタを選んで演じる。
次から次に噺家だの講談師だの色物師が出てきて、一日をたっぷり楽しめる。
お客さんだって「三十石」「稽古屋」なんて演目をリクエストしたり。
演者によっては居眠りタイムになったり。噺家もずいぶんと鍛えられたことでしょう。
ところがホール落語は演者も演目も決まっていて、いわゆるファンが座席を埋めるのだから
「ええ、なんで笑うん?」とびっくりするほどだ。
昔、と言っても昔の寄席小屋は大坂から姿を消して久しいからその空気を味わったことはないが
夫婦善哉の店の近くに「紅梅亭」だったかがあったという路地がある。
そこに立ったら「へえ、寄席小屋ってこんなに狭かったのか」とびっくりする。
そんな小屋がいくつもあったら、落語はもっともっと面白いのにと残念だ。
寄席小屋を失くした落語はやっぱり衰退していくのだろうなぁ、なんて悲観的になってしまう。
そこでというのもおこがましいが、私たち、坐・噺の会は

そのためには
必ず第四日曜日は寄席を開く。(やります!)
ネタは複数準備して舞台に上がる。(できるかな?)
二時間はやる。(むむむむ?)
ともかく、第4日曜日午後一時から黒江ぬりもの館二階ギャラリーでは
定席「ひるさがり亭」をやっています。
「ひるさがり亭」これからもよろしくお願いします

《お知らせ》
2階 ギャラリー 1階 奥座敷 ご利用下さい。
女子会から物品販売、展示会、
またカルチャーで教室代わりなどにも
ご自由に使っていただけます。
詳しくは黒江ぬりもの館へ(073-482-5321)
Posted by 黒江ぬりもの館 at 09:37│Comments(0)
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